よき友・うま酒・商売繁盛 blog

--2008年11月記事--

地ビールの殿堂「麦酒倶楽部ポパイ」で20種類を賞味

 地ビールのメッカといえば、東京・両国の地ビール専門パブ「麦酒倶楽部ポパイ」だ。地ビールは一時のブームが去ってから長い低迷が続いているが、創業23年のこの店だけはいつも別世界のような熱気である。全国(一部海外)から集めた個性的なビールが常に60から70種類も揃っている。
ポパイ店前250.jpg オーナーの青木辰男さん(56歳)は、ほれこんだ地ビールを「実はこの間、味も質もどんどん向上しているんです」とアピール。ほとんどが上面発酵の"エール"や小麦の"ヴァイツェン"などの個性派ビールで、量産のNBビールとは異なる職人技の小規模生産がメインなので、「もう地ビールではなく"クラフトビール"と呼んでほしい」とも提案している。
 しかも「ポパイ」のクラフトビールはすべて生樽で取り寄せたもので、ビアセラー(冷蔵貯蔵室)からチューブで引いて、カウンターとバックにずらり並んだタップから最高の樽生ビールとして注がれる。ポパイがクラフトビールのファンを惹きつけてきたのは、その個性派樽生のうまさである。それは青木さんの情熱の結晶といっていい。

ストロングエールポパイ店内250.jpg そんなファンたちが目を輝かして集まったのが、11月23日(日)午後3時から開かれた「ストロングエール・フェスト」だ。アルコール度8%以上のストロングなエールばかりを揃えて堪能しようという、マニアックなイベントである。開場前から店前には列ができたほどの盛況ぶりで、すぐに店内は満杯に。ビア樽をテーブル代わりに立ち飲みする一団も。若い客や女性も多く、何種類ものグラスを回しながら感想をいい合っている様子は、地酒ブーム初期のマニアたちを想い起こさせる。(写真上は「麦酒倶楽部ポパイ」の入り口、下は店内、ストロングエール・フェストの賑わいぶり)

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 盛岡を過ぎたあたりから、山なみは紅葉の真っ盛りだった。山吹、黄、紅、たまに深紅。とりどりに彩色された山々を新幹線の車窓から眺められただけでも、はるばる秋田まできたかいがあった。あとはうまい地酒にきりたんぽ、ハタハタ、イブリガッコか。しかし、旅の目的はお仕事、お仕事。秋田市で開かれるセミナーのコーディネーター役という大切な役目が待っているのだ。
秋田料飲店セミナー・会場.jpg 全国的に料飲店業界は大変厳しい状況が続いている。とくに酒酔い運転に関する道交法の罰則強化以降、酒を出す地方・郊外の店はチェーンであろうと単独店であろうと等しく打撃をうけている。それはもろに酒類消費の減少になって表れてくる。
 そんな状況を黙って見ていられないと立ち上がったのが、秋田県の酒造組合だ。清酒大国といわれ続けてきた秋田も、年々製造量・消費量を減らしてきた。そこで県内の有力な料飲店とともに、消費拡大・売上げ回復を考えようと企画・開催したのは、料飲店向けのセミナーだ。
 セミナーは11月11日(火)午後2時から5時まで、秋田市内のビューホテルを会場にして「なぜこの飲食店は繁盛するのか? その秘密を聞く」のタイトルで開催された。形式はパネル・ディスカッション。生き馬の眼を抜くような東京の料飲業界で繁盛している店のプロフェショナルをパネラーに招いて、繁盛の秘訣や条件を聞き出そうという内容だ。

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