よき友・うま酒・商売繁盛 blog

--2009年5月記事--

酒販店・飲食店オンリー、日本酒18蔵&本格焼酎18蔵                 

                のコラボ試飲会「2009和酒祭」

「2009和酒祭」鏡山ブース.jpg 新機軸の試飲会が5月8日(13:30―16:30)に東京・御茶ノ水の名門ホテル「山の上ホテル」で開催された。日本酒と本格焼酎という2つの"和酒"を一堂に集めた「2009和酒祭」である。
  主催者は同祭実行委員会で、本サイトのウェブ・マガジン「酒販ビジネス情報」編集長・小島 稔と「焼酎楽園」編集長・小林昭夫氏の2人が、それぞれ実行委員長として企画・運営にあたった。
 この試飲会が従来のそれと大いに異なるのは、まず日本酒と本格焼酎という 「2009和酒祭」焼酎ゾーン.jpgライバル関係の2つのジャンルの代表的銘柄を18蔵ずつ、計36蔵、同じ会場内に集めた(各ゾーン分けはした)ことで、集客の相乗効果を期したことだ。
 日本酒の蔵元からすると、焼酎ブームにのって浮上してきた新手&若手の経営者・後継者と出会える絶好の機会になり、焼酎メーカーもまた逆の立場でメリットを享受できた。

    しかも来場を呼びかけ予約を募った対象は、酒販店に飲食店関係者のみで、酒販のプロフェショナル・オンリーの試飲会に徹した点も大きな特色だ。実際、こ 「2009和酒祭」李白ブース.jpgの日の来場者は総計210名に達したが、その7割が酒販店、2割が飲食店、1割が酒類研究家・ジャーナリストだった。
 ある出展蔵元からは、「一般客がいないのでスムーズにビジネス・ベースの話ができて、やりやすかった」と高い評価を寄せられた。(写真は上から日本酒・本格焼酎・日本酒各ブースの試飲風景)

 蔵元の講演会を別会場で同時開催したのも、このイベントの特色の一つだ。日本酒を代表して「獺祭」(旭酒造)の桜井博志蔵元、焼酎代表の「蔵の師魂」(醸造)・古河潔蔵元の2人が各30分ずつ、「私の酒造り」と題した内容の濃い講演をした。こちらも64席の会場が満杯になる盛況ぶりだった。(写真下、講演会場)

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泡立つ日本酒は"スキマ"でも"キワモノ"でもない!!

  不振をかこっている日本酒に次々と新タイプの製品が生まれていることをご存知だろうか? もちろんご存知だろう。酒販のプロならば当たり前の話だといわれ 山形の発泡清酒9銘柄.jpgそうだが、ここ十年くらいの間に、純米とか吟醸とか本醸造といった定番の酒以外の、ちょっと変り種の酒がやたらとふえているのだ。
   おなじみになっているところでは、にごり酒、古酒=長期熟成酒、、山廃、無濾過など。「すず音」に代表される低アル酒、そして活性酒。日本酒から飛び出た梅酒(日本酒ベースの)まで、実に多種多様な製品が溢れかえっている。

   背景には酒造技術の著しい向上発展があるのだろうが、定番の酒では難局を切りひらけない蔵元の事情もある。しかし、これだけ種類・ジャンルが広がった新タイプ製品も、業界では依然として"スキマ商品"としての扱いだ。はっきり"キワモノ"と見る正統派の人もいるのではないか。(写真は山形歓評会で試飲に供された「発泡清酒」9銘柄)

   はたしてこれらの酒、製品は"スキマ""キワモノ"なのだろうか? 中にはそういうものもあるかもしれない。が、多くの酒には生まれてくる背景や必然性があり、これから大きく育っていく可能性すら予感させるものもある。否定的なレッテル貼りを許さない注目と期待の酒がふえているのである。
   そんな事例を、2つだけ紹介しておこう。

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