よき友・うま酒・商売繁盛 blog

--2009年10月記事--

吟醸酒の新シンボルマーク誕生!!

 吟醸酒協会マーク 切り抜き 小.jpg 世界にアピールする日本酒の魅力を象徴する吟醸酒の新しいシンボルマークが、日本吟醸酒協会によって発表された。
吟醸酒を楽しむ会 会長と秋山氏.jpg 右のマークがそれ。10月28日(水)午後3時より、東京・飯田橋のホテルメトロポリタン・エドモントで開かれた「21年東京秋 吟醸酒を味わう会」で、主催者の同協会から公開された。デザイン公募に応じて見事このマークを当選させたのは大阪で酒類業に携わる秋山郁雄氏。

 開会前の表彰式で挨拶に立った秋山氏は、第二次大戦前に日本文化をヨーロッパに      紹介した関西の音楽家・貴志康一の活動を紹介して、吟醸酒もまた日本文化として世界に評価されるようにとの思いをマークにこめ 吟醸酒を楽しむ会 会場風景.jpgた、と語って出展蔵元から共感の拍手を浴びていた。

 マークは吟醸酒の雫をモチーフにして、吟の字は杉玉をイメージさせたとのこと。わかりやすく心に刻まれるシンボルマークの誕生である。

 その後、恒例の第1部(酒肴なし)と第2部(酒肴つき)の2部構成で「味わう会」が開かれた。2つに分かれた会場の出展ブースには現在の協会加盟55蔵が勢揃いし、酒販店・飲食店に日本酒ファンなど合計1200人の参加者が来場するという相変わらずの盛大なイベントであった。
(写真上は、秋山郁雄氏と協会会長=出羽桜酒造・仲野益美社長。写真右は味わう会の会場風景)

 なお、日本吟醸酒協会では、10月26日から11月21日まで、東京・八重洲の居酒屋「駒八」で1ヵ月限定の「吟醸バー蔵66」を開いている。協会加盟蔵が自慢の純米大吟醸などを1杯400円(60cc)、3点盛りきき酒セット1000円とお得な値段で提供する。

 詳しくは、http://www.ginjyoshu.jp を参照。

FIFAライセンス商品17品目をお披露目!!

FIFAライセンス商品お披露目の2.jpg この夏8月の本ブログでも紹介したが、2010年ワールドカップ南アフリカ大会開催に向けたFIFA(国際サッカー連盟)公認の日本酒ライセンス商品が10月16日に発売された。開発したのは酒専門店の第一人者、長谷川酒店(東京)。
 長谷川浩一社長の「世界中の若者に日本酒を飲んでほしい」という呼びかけに応じた蔵元は焼酎2社もふくめて全16社。日本酒13種、本格焼酎2種、和りきゅーる2種、計17種のFIFAライセンス商  品が揃った。

        日本酒は1銘柄を除いて純米酒で統一、容器も750mlと375mlの2種のボトル FIFAライセンス商品お披露目・試飲風景.jpgにした。参考小売り価格は、各1500円、800円(外税)。写真に見るように、サッカーやアフリカの動物をデザインしたラベルは日本酒の従来のイメージを破る斬新さに溢れている。

 その発売にさきがけて15日(木)、青山の表参道ヒルズ(長谷川酒店の店舗あり)内のイベント会場でお披露目試飲会が開かれた。報道・マスコミ主体の招待客を前に長谷川社長  と全蔵元が挨拶に立ったが、長谷川社長は「FIFAライセンス商品はブラジル大会でも参加したい。願わくばその次は東京で開催してほしい。そして足らなくてパニックになるくらい  の、ロマネコンティのような日本酒が出てくることを期待しています」と意気盛んに語っていた。

FIFAライセンス商品お披露目蔵元壇上.jpg 蔵元の中では8月に日系人の多いサンパウロに行ってきたという「南部美人」(岩手)・久慈浩介蔵元が「(海外に)日本酒はすばらしいんだぜって、声を大にしていいたい」といつもながらの元気さで叫んで場を盛り上げていた。

 今回のFIFAライセンス商品は、三井食品を通して大手卸からスーパー、コンビニといったセルフ業態、酒販店など幅広い販路で販売される。注目すべき名酒流通の新しい試みといっていいだろう。

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700人が堪能!! "クラフトビール"は深くて、うまい!!

2009 クラフトビア・フェス接客.jpg     深みのある甘い余韻が口中に残る。ホップのきいた苦味にクーッとしびれる。大手メーカーのビールや発泡酒・第3ナントカになれた舌は、これがビールか!? と少々とまどい、驚いている。そう、これが実はビールの多様で奥の深い味わいの世界なのだ。
 クラフトビール。全国各地で小規模かつ手芸品(クラフト)のように造られた"地のビール"が10月11日(日)13:00、東京・浅草のすみだリバーサイド・ホールに集合した。開かれたのは「第4回クラフトビール・フェスティバル」。そこで"もう一つのビール"の魅力的な世界をとっくりと体験させてもらった。

 この日賞味できたビールは25銘柄の約50種類。入場したクラフトビール・ファンは約700人。会場内には若い女性の姿も目立つ。20代から30代の入場者で 2009 クラフトビア・フェス入場者楽しむ.jpgぎっしり埋まった会場内は、大変な熱気であった。日本酒のイベントにも焼酎やワインの会にも見られない独特の雰囲気である。一言でいえばオープンで気軽な楽しさに満ちていた。

 ちなみに筆者が賞味したビールは、以下の通りである。

 地ビール第1号、新潟"エチゴ"のペールエール、茨城の酒蔵・木内酒造が世界に誇る"常陸野ネスト"エキストラハイ、静岡は"ベアード"のビッグレッドマシ 2009 クラフトビア・フェス注ぎ・1.jpgーン、同じくセンテニアル・シングルホップ(これが一番うまかった)、群馬の龍神酒造  の"オゼノユキドケ"IPA(インディアン・ペールエール)、千葉"ハーヴェスト・ムーン"のハーヴェストIPA・・・の6種類。

 いろいろな多様なスタイル・味こそがクラフトビールの特長だ。その違いを楽しむために各ビールとも1グラス100mlのお試しサイズ。しかしながら、6杯ともなるとさすがにいい気持ちになってきた。

 外に出てみると隅田川の川風が心地よく、雷門の前を通りすぎる頃には酔いもさめてきた。クラフトビールは楽しく、身体にやさしい飲み物である。

若手蔵元と酒販店が日本酒の魅力を熱く語り合う

2009<青雲>試飲会風景.jpg          昨年9月に引き続いて今年も9月24日()、若手の日本酒蔵元と酒販店経営者・後継者との交流会<青雲>第2回が、東京・新橋の名酒居酒屋「田村町 升本」で開かれた。
 蔵元が5社6人。酒販店は11店。ゲストもふくめて総勢22人。こじんまりした会だったが、あくまで原則40歳未満、自称も含む"若手"同士が、蔵元自慢のお酒と料理をはさんで日本酒の魅力をじっくり語り合う、そしてビジネスの可能性を探り合う中身の濃いイベントであった。
 

2009<青雲>「白隠正宗」高嶋酒造・高嶋一孝氏の2.jpg 2009<青雲>「李白」李白酒造・田中裕一郎・あかり夫妻の2.jpg

2009<青雲>「辧天娘」太田酒造・太田陽子さんの2.jpg 会はまず15:00から資料を片手に各蔵元3品ずつ出品したお酒を試飲し、その後、蔵元紹介をへて交流会に移った。あまりの盛り上がりに終了時間の18:00を 2009<青雲>「羽根屋」富美菊酒造・羽根氏の2.jpg 2009<青雲>「たまか・旭興」渡邉酒造・渡邉英憲氏の2.jpg過ぎても席を立つ人はなく、そのまま飲み会状態に。結局、散会したのは21:00を回っていた。
    5蔵元の出品酒は次のようだったが、いずれも酒質レベルの高さ、かつそれぞれ際立つ個性をそなえており、新世代・次世代蔵元の日本酒の多様性と、大いなる可能性を確信させるに十分であった。  (写真の上左から参加蔵元の、「白隠正宗」高嶋一孝氏、「辨天娘」太田陽子氏、「李白」田中裕一郎夫妻、「旭興」渡邉英憲氏、「羽根屋」羽根敬喜氏

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秋空の下、都心で"楽しい日本酒"を訴える

日本酒の日ウォーキング・1.jpg 昨年に続いて今年も「10月1日は日本酒の日」を訴えるイベントが敢行された。昨年は"デモ"といっていたが、今回は"ウォーキング"と呼称を改め、秋晴れの下の東京都心を楽しく和やかに日本酒をPRした。
 主催は、日本酒文化向上と日本酒ファン獲得を目的に2007年、人気蔵元20社と実力酒販店23社が結集して生まれた「和醸和楽」(西田司会長=「田酒」の西田酒造社長)。

 この日の行動は丸1日がかりだった。まず午前10時30分から11時まで、明治神宮に集まり本殿において「日本酒の奉献」および「神楽の奉納」などを行なった。
 その後、午後1時30分に銀座1丁目の水谷橋公園に再結集して、2時からウォーキングに出発した。西田会長を真ん中  に最前列に横断幕を掲げた隊列の参加者数は、蔵元・酒販店・飲食店関係者に日本酒ファンやマスコミなど総勢120名に及んだ。

 沿道にアピールするシュプレヒコールは「10月1日は日本酒の日です」「ルールを守って楽しく飲みましょう」など。
 本行動の発案者である久野九平治「醸し人九平次」蔵元が今年もメガホンで掛け声をかけ、長谷川酒店・長谷川浩一社長がゼッケンをつけてノボリを掲げる、といったふだんとは違った光景が見られるのもこのウォーキングを新鮮に印象づける。
 ほぼ1時間ほどで終点の日比谷公園に着いて、全員晴れ晴れとした表情で拍手で解散した。日本酒の未来に乾杯!!