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メガトレンド"低アル"のさらに先・・

2010年8月 4日

酒・・? ソフトドリンク・・?

悩ましき"アルコールフリー"飲料の急成長

   この8月3日に同時発売された2つの新製品が注目される。アサヒビールのアルコールフリー飲料「ダブルゼロ」と、サントリーの同「オールフリー」である。
低アルいろいろ.jpg どちらも"カロリー・ゼロ"、"アルコール・ゼロ"を謳い、サントリーはおまけに"糖質ゼロ"まで加えた"3つのゼロ"をアピールしている。プリン体も限りなくゼロに近いのだろう。ヘルシーなことこの上ない。

 が、これはなんなのだろう!? 酒なのか? ・・違うだろう。ソフトドリンク? ・・それもなんだかなぁ。

 いうまでもなく昨年来急成長中の"アルコールフリー"飲料、別名"ビアテイスト"飲料の キリンフリーのポスター.jpg新製品である。この市場では目下独壇場のキリン「フリー」「休む日のAlc.0.00%」2製品を追いかける後発メーカー2社の戦略商品のようだ。

 気の早いマスコミでは"ゼロ戦争勃発"などと呼びはじめているが、それもけっして大げさな表現ではない。この秋には、アサヒがRTD(レディ・トゥ・ドリンク、缶チューハイ・カクテル類)の"アルコールフリー"2製品を発売するというのだ。

 いまビール系でもRTDでも3%の"超低アル""低低アル"とでも呼ぶべき新タイプ飲料が台頭しているが、それを引っ張り出しているのは0%="フリー"飲料かもしれない。"ゼロの引力"侮るべからず。

 当初はドライバーや下戸の人向け需要をねらった飲み物であったはずが、今では"休肝日""昼間""アウトドア"など、TPOの広がりが市場を急拡大させている。一過性のキワモノ商品ではないことは確かだろう。

 しかし、これだけ"アルコールフリー"が目立ってくると、なにかと問題も浮上してくる。
 最大の問題は、これは商品カテゴリー上、酒類なのか、表示通りの炭酸飲料なのか、である。それは当然、未成年に販売していいのかどうか、という問題を浮上させる。これは直接販売する酒販店や飲食店にとって無視・看過できない
問題である。
 法的にはなんの問題もない、はずだ。アルコール全くナシの"炭酸飲料"なのだから。
それでも現時点の商品コンセプトやデザインのままで、清涼飲料の棚に並べたり、未成年に飲ませたりできるのか?

 もし、貴店で買った中学生が店頭でパカッとあけてグビグビ飲み始めたら、プハーッとやったら、どうしますか?
 世界初!! 日本人の技術力の高さ!!  は否定できない。しかし・・・悩ましき商品を大手メーカーは生み出したものである。
 

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